『引越し』と聞くと、重い荷物を運んで、何件も回って、体力勝負というイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも、カワキタエクスプレスが長年続けてきた『海外引越し』は少し違います。
荷物をひとつひとつ梱包し、行き先ごとに分け、海外へ送り出す。そこには、できることが増えていく面白さや、お客様と関係ができていく楽しさなど、国内引越しとは少し違う、海外引越しならではの魅力があります。
そもそもカワキタエクスプレスは、海外引越しを行っていたことからトラックが必要になり、一般貨物運送事業を始めました。海外引越しは、会社の原点でもある仕事です。
また、普通免許しか持っていなくても始めることができるため、物流の仕事を学ぶ入口のひとつにもなっています。
国内引越しと海外引越しでは、仕事内容が大きく異なります。
国内引越しは、荷物を運び、積み込み、何件も回る体力勝負のイメージが強い仕事です。
一方で海外引越しは、運ぶことよりも梱包することが中心になります。
海外へ送る荷物は、家具や家電、食器、衣類など、ほとんどすべてを梱包します。梱包することで荷物を安全に運ぶことができ、長距離輸送や海上輸送にも耐えられる状態に仕上げます。
梱包には技術が必要ですが、その分できることが増えていく楽しさがあります。
海外引越しの仕事は、本や衣類など比較的扱いやすいものの梱包から始まります。その後、プラスチックケースやカラーボックス、タンス、椅子、ダイニングチェアなどの大型家具へとステップアップしていきます。
さらに食器など壊れやすいものの梱包も担当するようになり、経験を重ねることでさまざまな荷物に対応できるようになります。
最初はどうやって梱包すればよいかわからなかった家具も、自分の判断で綺麗に仕上げられるようになります。
できることが増え、技術が身についていくことが海外引越しの大きな魅力です。
海外引越しでは、家の各部屋ごとに担当を持ちながら作業を進めます。
荷物には中身や送り先を書き込み、航空便・船便・倉庫保管・国内保管などを正確に仕分けなければなりません。すべての荷物を整理し、梱包し、積み込みまで終えた時には大きな達成感があります。
経験を積むことで作業スピードも上がり、一部屋を任されて効率よく作業できるようになります。
海外引越しは梱包だけではありません。
トラックへの積み込みも重要な仕事です。
荷物は段ボールだけではなく、形の違う家具や重量物もあります。それらを壊れないように、崩れないように積み込む技術が求められます。
2トン車が満載になることもあり、最後まで無駄なく積み切れた時には大きな達成感があります。こうした経験は、将来的にトラックドライバーとして働く際にも役立ちます。
海外引越しの主な対応エリアは、愛知県・三重県・名古屋市・豊田市周辺です。
お客様のご自宅で荷物を梱包した後、一度亀山の会社へ持ち帰ります。
会社では、航空便や船便ごとに仕分けを行い、必要に応じて外装梱包も行います。船便の場合は海上コンテナで輸送されますが、多くの場合は他の荷物と混載されるため、混ざったり破損したりしないよう丁寧な梱包が必要になります。
そのため海外引越しは、国内引越しのようにその日のうちに積んで下ろして終わる仕事ではありません。
海外引越しは一度で終わることが少なく、ひとつの引越し案件に対して複数回訪問することがあります。
ご主人が先に海外へ赴任する場合は、まずご主人用の航空便を手配します。その後、ご家族用の航空便や船便を準備し、最後に残った荷物の整理や倉庫保管、国内配送などを行います。
1件のお客様に対して4〜5回訪問することもあり、ひとつのプロジェクトのように進んでいく仕事です。何度もやり取りを重ねるため、お客様との関係が深くなりやすいのも特徴です。
長年続けていると、自分たちが海外へ送り出したお客様の帰国時に、再び引越しを担当することもあります。 「あの時のお客様だ」「あのご家族だ」と思い出せることもあり、お客様に覚えていただいていることも、この仕事ならではの嬉しさです。
海外引越しに向いているのは、次のような方です。
トラックの運転が好きでなくても始めることができるため、物流業界の入口として挑戦しやすい仕事です。
海外引越しでは女性スタッフも活躍しています。
お客様のご家庭では奥様が荷物の仕分けや判断をされることも多く、女性スタッフがいることで安心していただける場面もあります。
細かな気配りや丁寧な作業が求められるため、女性ならではの強みを活かせる仕事です。
繁忙期は2月から3月頃です。1チーム3名体制の場合は、1日に1〜3件程度の案件を担当します。
一方で5月、9月、11月などは比較的落ち着く時期になります。ただし海外引越しは企業の転勤や海外赴任、帰国などが年間を通して発生するため、国内引越しほど繁忙期と閑散期の差が大きくありません。
また、閑散期には国内引越しの応援や配送業務なども行うため、年間を通して安定した仕事があります。
海外引越しを専門的に行っている会社は多くありません。
カワキタエクスプレスは、東海エリアを拠点に長年海外引越しを手掛けてきました。
海外引越しは国内引越しとは異なる技術や知識が必要であり、専門性の高い仕事です。丁寧な梱包と確かな品質が評価され、多くのお客様から高い満足度をいただいています。
海外引越しでは、世界各国へ荷物を送り出します。国によって持ち込みできるものが異なるため「この国には何を送れるのか」「どんな梱包が必要なのか」を知る機会があります。
また、海外赴任から帰国されたお客様の荷物を扱う中で、現地で使われていた家具や生活用品に触れたり、海外での暮らしについて話を聞いたりする機会もあります。
将来的には、自分たちが梱包した荷物を現地で届けるような研修制度も構想しています。海外の引越し会社のスタッフと関わる機会が生まれれば、英語力や海外対応の経験が活きる場面も広がります。
日本にいながら海外のルールや暮らしを知ることができる。物流業や運送業の中でも、海外引越しは少し珍しい面白さがある仕事です。
まとめ
海外引越しは、まだあまり知られていない仕事かもしれません。
しかし、実際には海外引越しならではの魅力がたくさんあります。
引越しという言葉だけで見ると、大変そうに感じるかもしれません。
でも海外引越しには、国内引越しとは少し違う面白さがあります。