川北:こんにちは!株式会社カワキタエクスプレスの川北です。
インタビュアー:こんにちは!高卒の新入社員さんを積極的に取られてると思うんですけど、どういった理由があって採用を始めたんですか?
川北:僕は高校を卒業してからある自動車メーカーに就職したんですが、1番最初に入った会社で教わったことってずっと残っとるんね。だから新卒を育てられる会社にしたいなっていうのが一番ですね。やっぱり仕事ってどうしても嫌なことをするっていうイメージもあるんやけど、どうせなら楽しくできたらいいなということもあって、新卒から入ってきてほしいなって思います。
インタビュアー:実際、高校卒業された方の入社の志望理由ってどういうのが多いですか?
川北:運送会社なんでトラックドライバーになりたいっていう動機が一番多いですね。あと、ドライバーになるにも18歳から入れる運送会社ってなかなかないですし、うちの場合は引っ越し部隊があるんで、小さな車から乗って、中型免許を取ったら4tトラックに乗って、というステップアップができる。1~2個上の先輩という世代が多い会社なんで、そういうところも魅力に感じてきてくれるのかなと思いますね。
インタビュアー:実践的なスキルがどういう順番で身についていくか教えてください。
川北:まずは社会人としての礼儀やマナー。どこの会社でも言われるけど、ほうれんそう(報告・連絡・相談)みたいコミュニケーションが大事。 あとは伝票を見るとか、指示をちゃんと聞くとか、社会人としての基礎を身に付けてもらいます。仕事も覚えて1人でも行けるようになって始めて、運転のスキルが問われます。でも運転は自動車学校で習うようなことをちゃんとするっていうことが基本なんで、技術的なものは慣れですかね。
インタビュアー:コミュニケーションをすごく大事にされていますよね?
川北:大事ですね。自分の伝えたいことは伝えなきゃいけないし、人から言われたことはちゃんと聞かなきゃいけないし、聞いてちゃんと伝えるっていうところが基本ですよね。
インタビュアー:若い方がチームに溶け込むためのサポート体制とか、何か取り組まれてることってありますか?
川北:先輩たちがなるべく「仕事どう?」とかって声を掛けることと、本人たちも何かあったら聞けるような雰囲気作りを大事にしてます。萎縮しないように声掛けはすごく意識してますね。
インタビュアー:トラブルが起こった時にチームワークで解決していくといった事例ってありましたか?
川北:チームワークというより、まずはすぐ報告をすること。異常じゃないと思っても、指示された内容とちょっとでも違ったら確認するっていうことが大事なんです。そして叱られながら勉強していく。最近はパワハラとか〇〇ハラスメントとかを意識して、あまり言わないようになってるみたいですけど、注意するべきことはしなきゃいけないし、ある意味そういうことを受け入れられないなら、うちには合わない。成長するためには注意も必要なんで、失敗したら注意をしていく。事故などに関しては本人たちも責任を取れないので、そこは会社に任せてください。
インタビュアー:高校を卒業して入社される方が多いと思うんですが、なんで未経験の方に入社して欲しいって思われてるんですか?
川北:トラックドライバーの経験者でも、朝に日常点検をちゃんとするとか、輪止めをするとか、報告連絡相談も徹底されているとか、そういう会社で勤めていたのなら全然問題ないんです。でも大体やめてくる人ってそういう会社だと堅苦しくって辞めるとか、もしくは、教育もされてない会社で勤めてましたとか、教育されてない習慣がついてることが多いんです。仕事の技術とかは経験を詰めばスキルアップしていきますけど、性格とか習慣みたいなことを変えるのは大変だったんです。だから運送業界の経験がない人たちを採用しています。年齢的に30歳ちょっと越えるぐらいならまだいいんですけど、歳を取られた方は感じると思いますが、だんだん頭が硬くなって素直じゃなくなってくるんで、本当に素直が1番大事なんで20代の未経験者を採用していますね。
インタビュアー:女性の社員さんもいらっしゃると思うんですが、若い社員さんに喜ばれてる制度とかありますか?
川北:女子限定ですけどコスメ手当があります。
インタビュアー:コスメ手当!?
川北:化粧品買ってもええし、エステに行ってもええし、ネイルに使ってもええし、年間1万円ぐらいですけどね。
インタビュアー:それは嬉しいですね!
川北:男子も育休を100%取得してて、1ヶ月ぐらい育休を取ってます。割と休みは自由に休めますし、月2回ですが出張整体が事務所に来てくれます。あと年2回は必ず研修と懇親会があって、不定期やけど社員旅行やバーベキュー大会、ボウリング大会があったりします。面接でも「そういう行事って好きですか?」ってよく聞きますし、「好きです」っていう子たちが基本集まってきますね。仕事のやる気があっても「いや、そんなん苦手で」となると、やっぱり採用しないかなと。コミュニケーションって本当に仕事の上の話だけじゃないと思っていて、プライベートの話もしたり、いろんな雑談の中に「この人ってこんな人なんだ」っていう親近感が湧いて、それがチームワークにも影響する。そこが分かる人たちにとっては、懇親会とかがある会社が、良い会社ってことになりますよね。
インタビュアー:求職者の条件の中で、カレンダー通りの休みか、 月間でしっかり休みがとれるのか、プライベートの時間を確保できるのかといった、休日に関しての条件が多いんですが、カワキタエクスプレスではどのように取り組まれてますか?
川北:従業員の中でも推しのコンサートには必ず行きたいという子がいますね。記念日休暇といって、自分の誕生日や奥さんの誕生日、もしくは結婚記念日なんかに、有給とは別に年間2日休むことができる休暇がありますし、あとは「今日は昼間まで予定がある」とか、そういう予定は優先できるよう柔軟に対応してます。 当日に言われても無理ですけど(笑)土日祝日も仕事の時があるけど、自分の絶対休みたい日は休めるみたいなバランスが働きやすさにとって一番大切やと思うんで。とは言うものの、朝が早いのは若い子にとってはネックでもあるんです。でもある程度、自分の裁量で休憩も取れるし、そういう自由度みたいなのもあるんで、その辺はどうバランスを取るかでしょうね。
インタビュアー:今後、新卒で入社を迷ってる方に向けて、最後に一言いただいてもよろしいでしょうか?
川北:うちの会社は人に合わせて環境も整えたりしてるんで、働きやすさはあると思います。仕事には大変な部分もありますし、会社の中の人間関係で嫌になるっちゅうことも多いんで、そこだけはないようにしてます。働きやすい会社ですので1回YouTubeも見てもらったり、会社に遊びに来てもらったりしてもらえばと思います
インタビュアー:ありがとうございました!
川北:はい、ありがとうございました!